師走の松本城公園 高札場・めぐるベンチ②
12月21日 松本城公園周辺まち歩きの②です。①はこちらになります
大名町通りの入り口付近に案内があるのをご存知でしょうか。

実はこれは由緒ある高札場であるという高札場による高札場の説明があるんです。
これは、江戸時代 本町五丁目の長沢川脇の広場にあったそうです。
明治時代には、女鳥羽川千歳橋の北に移転して、明治22年に千歳橋の南に移転し、戦後は黒門入口付近に移転後、
昭和27年に現在の場所に落ち着きました。

女鳥羽川付近の古い絵図
古い絵図に赤丸のところに高札場があるのが見られます。

松本城公園から大名町通りに出ると右側に「南・西外堀発掘調査現場」があります。

現在暑い日も雨の日も寒い日も発掘調査は続いています。


外堀り跡の前にベンチが置かれています。
めぐるベンチです。

思いを込めて置かれた「めぐるベンチ」、伐採された木や地元の森林から立ち枯れた木を持ち込むことで、
街と山をめぐる仕組みを作っていくそうです。
広くなった歩道は、これからどう成長していくのでしょうか。
